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婚礼司会歴20年のベテラン司会者が、披露宴の進行や演出をアドバイス。
新郎新婦入場編@ |
私が司会を始めた20年前は、媒酌人を立てることが常識でしたが、現在では媒酌人を立てない披露宴が都内ではほぼ100%です。
媒酌人を立てると、新郎新婦入場→媒酌人挨拶が条件となりますが、媒酌人を立てないことにより進行の幅が出てきています。
現在の一般的な進行は、新郎新婦入場→二人の紹介→主賓挨拶(1名〜2名)→ケーキ入刀(鏡開き)→乾杯→お色直し中座→再入場→キャンドルサービス→スピーチ(1名〜3名)→余興(歌など1名〜3名)→祝電披露→新婦両親へ手紙→花束贈呈→両家代表謝辞→新郎挨拶となります。
※スピーチや余興の人数は披露宴の時間の長さによって異なります。
しかし、媒酌人を立てない披露宴だと、お二人が入場した後でも下記のような様々なパターンが考えられます。
新郎新婦入場→二人の紹介。新郎新婦入場→主賓挨拶。新郎新婦入場→乾杯。新郎新婦入場→ウェルカムスピーチ……など、会場がOKしていただければ色々な演出順が可能となります。
現在の披露宴は決まったパターンがあるようでないのが現状です。お二人が「ケーキ入刀はしたい」「キャンドルサービスはしたい」とのご希望があれば一番良いのですが、もし「まったくわからない」といった場合は、とりあえず「楽しい披露宴に」や「落ち着いた感じの披露宴に」とだけ営業担当者や司会者に伝えるだけでも、各担当者が色々と提案してくれると思いますよ。 |
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