新郎新婦の紹介
媒酌人を立てない結婚式。「二人の紹介はどうしようか?」とお悩みの方や「まったく考えていなかった」というお二人もいらっしゃいます。
ほとんどの場合、司会者がお二人を紹介しますが、中には新郎が新婦を新婦が新郎を紹介する、また、友人や兄弟が紹介する、ビデオやDVD、スライドを作成し見てもらうなど二人の紹介も様々です。 @司会者が紹介する場合、進行上では主賓の前か乾杯の後に行うことが多く、主賓の前ですと披露宴の冒頭ですのでやや固めの紹介、媒酌人が紹介するような内容になるかと思います。生年月日や昭和●年●●小学校卒業、平成●年梶怐恟、事入社などの履歴に加え二人の出会いを紹介します。乾杯の後ですとみなさんリラックスしていますので堅めの紹介は抜きにして生年月日、趣味、将来の夢、二人の出会い、プロポーズの言葉などややくだけた内容でいいかと思います。乾杯後なので1/3ぐらいのお客様は話に夢中になっていて聞いてくれない場合がありますので、ちゃんと聞いてもらいたい場合は主賓の前がいかと思います。
A新郎新婦がそれぞれを紹介する場合は、主賓の前に行なうことが多くなります。内容は履歴やおたがいの性格を話すことが多いかと思います。この紹介方法のポイントは「あまり恥ずかしがらない」ことです。聞いている方が「そんなに恥ずかしいなら誰かに任せれば良いのに」と思われてしまいますよ。
B友人や兄弟の場合は、お二人が用意した原稿を読んでもらいますが、主賓の前ですと緊張しますので乾杯後がおすすめです。以前、それぞれのご兄弟が二人を紹介したことがありましたが、その原稿は兄弟が書いてきたもので、兄や姉でしか知りえないエピソードなどがあり感動しました。それぞれに仲の良いご兄弟がいるのであれば良いかもしれません。 CビデオやDVD、スライドを見てもらう場合は、中座中が多くなります。式場により中座時間は違いますが、上映時間はあまり長くなく5分〜7分ぐらいが適当かと思います。ただビデオを見てもらうだけでなく司会者がコメントを入れながら見てもらうことがありますのでお打ち合わせの際に確認して下さい。
私が司会をする披露宴の場合のほとんどが、「乾杯までは早く進めたい」「履歴(●●幼稚園卒園)を話しても誰も覚えていない」「あまり堅い感じの披露宴にしたくない」などの理由から乾杯後が多くなってきています。プロフィールは専用のものをお渡しし後日FAXやメールでお送りいただいています。「披露宴3日前。それが無理なら当日お持ち下さいね」とお願いをするのですが、中には当日になり「書けませんでした」という方もいらっしゃいました。このような時は私が質問を考えインタビュー形式にして対応しています。
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