花束贈呈(記念品贈呈)
披露宴のクライマックス「花束贈呈」。
「誰に渡せばいいのですか?」や「自分の親に渡したいのですが?」など、渡し方についてよく質問されます。
答えは、「自分たちが渡したい方へ」です。
10年以上前は、新郎が新婦側の親。新婦が新郎側の親に渡すのが一般的(常識的)でした。これは「これからよろしくお願いいたします」という意味合いが強かったためだと思います。「嫁が姑に気を使う(笑)」といった感じでしょうか。
現在の披露宴では約半数の方が自分の親に花束を渡しています。「今日まで育ててくれてありがとう」という意味で。しかし、世間体を考えると「自分の親に渡すのは自分勝手かな〜」と悩む方もいます。そんな時は、まず二人で新郎側に行き新郎から花束を母に、新婦から父にブートニアを。その後新婦側に行き、新婦から母に花束を、新郎から父にブートニアをお付けする、というのはいかがでしょうか。
また、最近は花束の代わりに「記念品」を渡すケースも増えています。特に両親が遠方の場合花束が荷物になってしまうためです。
記念品の内容は様々で両親の趣味を考え「二人でゆっくり旅行に行って」と旅行券のプレゼント。お酒が好きな父には有名な地酒。割合よくあるのは「写真立て」。小さい時の写真を1枚、そして「今日の写真を入れて部屋に飾って」と。
この他「ウェイトベアー」(自分が生まれた時の体重のぬいぐるみ)は、親に内緒にしておくと感動的。「それではお二人から今日まで育てていただいたお母様へ、記念品としてぬいぐるみをお渡しいただきましょう。どうぞお母様お受け取りください」この時、通常より重たいぬいぐるみを抱いた母から思わず「重いわね」の感想。そこで「お母様。抱き心地に何か懐かしさを感じませんか?そうです、そのぬいぐるみは●●グラム。息子さん●●さんが生まれた時と同じ重さになっています。これからは息子さんだと思ってかわいがってくださいね」とコメント。その後お母様はそのぬいぐるみを子どもをあやすように上下にゆらしたり、頬擦りをしたり、満面の笑みを浮かべる母、懐かしさに涙をいっぱい流す母、会場は感動に包まれ優しい気持ちで満たされます。
この他受けをねらって「宝くじ」などもありましたので、いろいろ探してみてはいかがでしょうか。
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