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婚礼司会歴19年のベテラン司会者が、披露宴の進行や演出をアドバイス。
新郎新婦入場編A
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お二人にとって心臓の音が一層高まる入場の場面。
媒酌人を立てた場合は、先頭が媒酌人、続いて新郎、その後ろに新婦は媒酌人夫人にお手引きをしていただいての入場となります。
では、媒酌人を立てない場合の入場はどうなるのかと言いますと、和装の場合は@新郎先頭で、続いて新婦が入場。A新郎先頭で、続いて新婦が介添え(会場の係りの者)に手を引いてもらい入場。最近では新郎先頭で、新婦は新婦の母親に手を引いてもらい入場する場面が多くなっています。このように新婦が新婦の母と入場した場合、できれば中座するときにはバランスをとるため新婦は新郎母と中座することをお薦めします。
洋装の場合は、新郎のエスコートで一緒に入場することが多いのですが、教会式のように新郎が入場し、新婦は新婦父と入場するケースもあります。この場合の多くは披露宴前の挙式が神前式で行ったため「父親と歩く場面を入れたい」とのご希望から選ぶことがあります。再入場の時はこのご要望は多く出されています。
また、会場によってはいきなり「キャンドルサービスで入場」というのもありますが、会場によってできない場合もありますので確認が必要です。以上のように「二人だけの入場」以外の場合の多くは、お色直し後の再入場で行うことが一般的です。
「父母に付き添われて入場」というプランの良さは、記念写真が一つ増えることだと思います。しかし、ご両親がすでに他界されている場合は、親代わりに育ててもらった叔父や叔母、兄弟と入場することもありますので検討してみてはいかがでしょうか。 |
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