鏡開き
プロ野球の優勝祝賀会でおなじみの「鏡開き」。披露宴では、白無垢や色打掛などの和装で入場した後、主に乾杯前に行ないます。これは「和装には和の儀式で」というご要望からこの場面で行なうことが多くなっています。
どのように行なうかといいますと、司会者が「セーノ」と言った後、列席者が「ヨイショ」と言い、「ヨイショ」の掛け声と同時に鏡を開(樽酒の上をたたく)きます。そして通常は樽酒と同じお酒で乾杯をします。(乾杯には会場によりグラスや升を使用します)
お二人が1本の木槌で開くことが多い中、両親や兄弟、友人と一緒に鏡開きを行なうこともありますが、樽酒の大きさなどを考慮しますとお二人を入れて6名までが妥当かと思います。(会場の都合もありますのでご確認を)
掛け声は「セーノ・ヨイショ」が一般的ですが、「セーノ・ヨイショ・ヨイショ・ヨイショ」というのもあります。
日本酒が好きな新郎・新婦や、列席者に年配の方が多い場合は、木の香り豊かな升酒は結構喜ばれています。
軽くたたくだけで上の板が開くようになっていますので、あまり勢い良くたたきますと日本酒が衣装につくことがありますのでご注意を。
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