RuneQuestII 紹介
5. 高等技能一覧

軽業(Acrtobatics) [STR+DEX]
綱渡りをしたり、飛び跳ねたり、お手玉をしたりする技能です。不安定な場所でバランスを取ったり落下のダメージを半分にするためにも使用できます。
博士: 基本技能から高等技能に変更になった。この技能をを持っていない場合は〈運動(Athletics)〉技能などで代用することになる。
ゆき: 落下ダメージを減らしたりはかなり便利ですね。
芸術(Art) [POW+CHA]
芸術作品を作成するための技能です。〈芸術:絵画(Painting)〉のように芸術の種類ごとに異なった技能になっています。
博士: MRQ1 の RuneQuest Companion の〈芸術表現(Artistic Expression)〉から名前が変更になりました。
誠二: 〈製作(Craft)〉が主に機能重視の日常品を作成するための技能で、こっちが芸術品を作成するための技能ですね。
ボート漕ぎ(Boating) [STR+CON]
オールや櫓で小舟を漕ぐ技能です。帆で動く船は含まれていません。
博士: これも MRQ1 は基本技能だったのが高等技能に変更になりました。
ゆき: ほとんど使わなそうな技能です。
誠二: 誰も持ってない時ほど必要になるけどね。
トリ: 泳げばOK!? もしくは空を飛ぶとか。
商売(Commerce) [INT+CHA]
物品を適切な値段を売り買いしたり、値切りをしたり、複雑な商業取引を行うための技能です。
博士: 名前そのままの新設技能です。
ゆき: 商人をやるのならば必須ですね。それ以外の人は〈説得(Influence)〉技能があれば十分かな。
宮廷儀礼(Courtesy) [INT+CHA]
王や貴族の宮廷で礼儀正しく振る舞うための技能です。宮廷にて陰謀や裏切りをめぐらすためにも使用します。
ゆき: ほうほう陰謀とな。
トリ: また悪巧みするんですか(ワクワク)?
博士: え、するんですか? 勘弁してください。
製作(Craft) [DEX+INT]
製作するものごとに別技能になっており〈製作:(鎧師(Armourer)〉、〈製作:大工(Carpenter)〉、〈製作:陶工(Potter)〉など個別に取得します。
博士: とにかく種類が多い。職人の職業ごとに技能があると思ってくれ。
誠二: 鉄鍛冶(blacksmith)、弓師(bowyer)、矢作り(fletcher)とか冒険者には便利そう。
トリ: 地図作り(Cartographer)とかも良いですね。
ゆき: 〈製作:拷問(torturer)〉ってあるんですが、ほんとに製作技能だろうか。
博士: 疑問を口にしながら、キャラクターシートに追加するんじゃない。
文化(Culture) [INT×2]
自分の出身文化以外の文化は高等技能として個別に取得する必要があります。
博士: 〈文化:プラックス遊牧民〉とか〈文化:エスロリア〉のように個別に取得する必要があります。使い方は共通技能の〈文化:自国〉と同じ。
ゆき: 周辺地域のメジャーな文化や敵の文化は知っていると便利そうですね。
変装(Disgguise) [INT+CHA]
服装や化粧などで他人に変装するための技能です。通常は騙す相手の〈知覚(Perception)〉技能と対抗ロールになります。
博士: 街中で色々と便利な技能だ。乞食に化けて情報収集とか。衛兵の扮装をして侵入とか。
ゆき: 荒野を放浪し続ける私たちには役に立ちませんね。街はすぐ追い出されるんだよね。
誠二: だよね。「人間」に変装するだけなら技能いらないですし。
ゆき: それは違う話です。
工学(Engineering) [INT×2]
攻城兵器、城門、跳ね橋、帆船などの巨大な機構や罠を設計、建築するための技能です。
誠二: いつか自分の船を設計するために延ばしています。
トリ: ボート作りなら〈製作:大工〉で良いんじゃない?
誠二: 違うわい。帆船を作るんだい。
賭博(Gambling) [INT+POW]
ゲームをしたり、オッズを計算したり、いかさまをしたりするための技能です。
博士: 大きな都市ならば賭博で生活費を稼いだりできるかな。
治療(Healing) [INT+POW]
外科手術、解毒、病気治療などを行う技能で使用に道具(治療キット)が必要です。重傷(Major Wound)になった部位を癒すにはこの技能による外科手術が必要です。
誠二: 専門の魔法がない時には生命綱ですね。
ゆき: でも大抵は魔法がないと間に合わないんだけどね。
言語(Language) [INT+CHA]
〈言語:サーター語(Sartarite)〉、〈言語:ターシュ語(Tarshite)〉のように言語ごとに別の技能になっています。50% あれば普通に会話するこができます。文字文化があり読み書きが一般的な地域では読み書きもこの技能で行ないます。
博士: キャラクタ作成時に文化ボーナスとして〈言語:自国語〉に +50% もらえるので自国語は喋れるけど、他の言語は別途取得する必要がある。
ゆき: 可能なら交易語(Trade Talk)とかは取っておきたいですね。
知識(Lore) [INT×2]
知識の分野ごとに個別の技能になっています。
博士: 錬金術(alchemy)、天文学(astronomy)、地形(Geography)、法律(law)、戦術(military tactics)、鉱物(mineral)、哲学(philosophy)、毒物(poisons)のように色々な種類がある。
ゆき: たしか〈知識:地域(Regional)〉は共通技能で、<知識:特定の神学(Specific Theology)〉は魔術技能ですね。
からくり(Mechanisms) [DEX+INT]
罠や錠前などの小さな機械的な装置を設置したり解除したりするための技能です。
誠二: RQ3 でいうところの〈修理(Device)〉ですね。
博士: そう。冒険者は主に鍵開けに使う(笑)。ちなみに大きな機械や罠にはこの技能でなくて〈工学(Engeenering)〉技能を使用する必要がある。
ゆき: そういえば、この技能も初期値が変更になってますね。
博士: この技能に限らず全て技能が能力値2つに揃えられたみたいだね。
瞑想(Meditation) [POW×2]
瞑想して意識を集中するための技能です。
トリ: 何に使うんだろ?
博士: 〈瞑想〉技能に成功すると MP が2倍の速度で回復するらしい。
雄弁(Oratory) [POW+CHA]
指導者や司祭が多の大衆に語りかける技能で、聴衆の感情に訴えかけます。
博士: 基本的に RQ3 の〈雄弁(Orate)〉と同じだ。
ゆき: 部下の志気を上げるために使うとかですね。
楽器演奏(Play Instrument) [DEX+CHA]
楽器のグループごとに異なった技能になっており、〈楽器演奏:フルート(Flute)〉、〈楽器演奏:スプーン(Spoons)〉などのように楽器ごとに個別に取得します。
誠二: スプーンって楽器なんだ。
ゆき: 音が出れば楽器になるということで、オーランシなら剣と盾で演奏しますし。
博士: 別にあれば音楽ではないんだけど。
誘惑(Seduction) [INT+CHA]
魅了したり、いちゃついたり、ずるかったりしながら、ロマンッチクにもしくは性的に対象の心をつかむ技能です。
トリ: 誘惑してどうするの(子供のふり)、ねえ教えて?
ゆき: 犯罪を見逃してもらったり、無理なお願いを聞いてもらったり、いろいろ。
誠二: 隠れ家に使うのに便利ですね。
博士: そっちか。酷いやつらだ。いつか罰があたるに違いない。
操船(Shiphandling) [INT+CON]
帆や何列ものオールで進む大型船を扱う技能です。
ゆき: まったく使いません。NPC専用技能ですね。
博士: 今度、船旅キャンペーンでもやろうか?
誠二: 船旅って、船が沈んだ記憶しかないんだけど。
街の知恵(Streetwise) [POW+CHA]
街で生きていくための方法を表した技能です。盗品の故買屋やブラックマーケットなどの知識なども含んでいます。
ゆき: 私たちって田舎とか荒野とかばかりで街にあんまり行かないよね。
誠二: 街にいくと危険です。ルナーとかに追いかけまわされるから。
博士: だからルナー帝国に喧嘩売るったりするから駄目なんだよ。
生存(Suvival) [POW+CON]
文明を離れた場所で生き残るための技能です。荒野で日々の水や食料を確保したり、寝る場所を見つけることができます。
誠二: ということで、こちらの技能は重要ですね。
ゆき: どうしても街より荒野での冒険が多くなりますし。
教示(Teaching) [INT+CHA]
他人に技能を教える際に使用します。
博士: この技能の使い方は成長ルールのところを見てください。
追跡(Track) [INT+CON]
足跡や乱れた下草などの痕跡をたどって特定の人や生き物の追跡する技能です。典型的には1時間ごとに判定に成功する必要があります。
トリ: 狩人とかレンジャーの技ですね。尾行はできないんでしたっけ。
博士: 尾行はこの技能でなくて〈隠密(Stealth)〉技能での判定だね。